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Channel: スポーツナビ+ タグ:ゼウス
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不振を極めるアフリカ勢の真相【天の声・点の声】

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1930年にスタートしたFIFAワールドカップの歴史の中で、初めてのアフリカ大陸での開催となった南アフリカ大会。21世紀に躍動するアフリカ大陸を象徴するべく、アフリカ勢の大会での活躍が期待されていた。しかしながら残念なことに、ここまでのアフリカ勢の成績は甚だかんばしくないのである。ナイジェリア   1敗アルジェリア   1敗カメルーン    1敗コートジボワール 1分ガーナ      1勝そして、ホスト国の南アフリカにいたっては1分1敗と、初のホスト国のGL敗戦が現実的なものとなってきた。(その頃、天上界のオリンポスの神々は........。)全知全能の神ゼウスが戦闘の神アレスを神殿に召喚し詰問していた。ゼ「アレス、お前は私の命令を確かに履行したのか?」ア「はい、ゼウス様。私はゼウス様のご命令を忠実に守りました。」ゼ「アレス、お前を疑うわけじゃないが、わしのお前への命令を述べてみよ。」ア「はい、ゼウス様。「80年かけてようやく実現したアフリカ大陸での大会であるからして、アフリカ勢に活躍させよ!」とのご命令でした。」ゼ「そうじゃ。お前はそのとおりに、お前の能力を駆使したのか?」ア「はい、ゼウス様。ご命令のとおり、アフリカ勢が活躍するように私の能力を使いました。」ゼ「しかしだな....そのアフリカ勢が活躍しとらんではないか!勝ったのはガーナだけではないか!ましてや、不屈のライオンは、ボロボロだったはずの日本に番狂わせを起され、ホスト国の南アフリカは決勝トーナメントへの進出に黄信号となっているではないか!」ア「いいえ、間違いなくアフリカ勢が活躍するように私の能力を使っております。」ゼ「ではなぜなのじゃ!どうお前の能力を駆使したというのじゃ。」ア「はい、ゼウス様。私はペガサスに乗り、アフリカ大陸を目指しました。マッハのスピードで疾走するペガサスに振り落とされそうになりながらも、直ぐにアフリカ大陸に着きました。」ゼ「それで?」ア「え、え..。それで着いて見ると、アフリカ大陸とは実にちっぽけだと思いました。最初に38度線で分断されている半島が目に入ったので、この半島全体に能力をかけました。これでゼウス様にご命令を受けた仕事は終わりだと思い、ペガサスに再びまたがりました。すると、その半島の南側に四方を海に囲まれた縦長の島国を見つけました。もしかすると、この国もアフリカ勢の一つかもしれないと、念には念を入れて私の能力を駆使して参りました。ですから、私の能力を受けていないアフリカ勢はいないはずなのです。」ゼ「.............。」ア「ゼウス様、いかがされましたか?」ゼ「わしは大事なことを忘れておったようじゃ。お前が神々一の方向オンチであったということをな。」ア「はぁ?」ゼ「これですべてが解った。アフリカ勢が活躍できていないことも、北朝鮮が王者ブラジルに善戦したことも、韓国と日本が格上を倒したことも。」ア「は...はぁ?」ゼ「アルゼンチンもオランダも、大変な相手と戦うことになるのう。たしかに世界が驚くことになろうて。」

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